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2004年11月27日
極超高温酸化/揮散試験器
昨日見てきた装置で2番目に面白かったものを紹介します。
これは,超高温環境下における試験材料の酸化状態や,宇宙空間と同様な高真空下において,試験片が分解・揮散する状態を調べる装置です。
(←クリックすると拡大表示します)
上から被さっている丸いお椀みたいなものは回転楕円体(内側は金メッキされています)で,2つの焦点のうち1つにキセノンランプ,もう一方に試験片を置きます。
キセノンランプを点灯すると,もう一方の焦点(試験片)に光が集まって一点を集中的に加熱できるという仕掛け。な~るほど,こりゃ面白い(^-^)
すごい光なので,サングラスをかけて見ないといけません。
そういえば,岐阜物理サークル例会で放物面に水波(平面波)を送って焦点に集めるという実験(動画はコレ)が紹介されたことがあります。楕円と放物線の違いはあるけど,発想は同じですね。
投稿者 murata : 2004年11月27日 15:13
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